キャスト紹介
米原 和正役 松本 保典
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『蒼焔の艦隊』の依頼を受けた時の第一印象はいかがでしたか。
松本 台本を読んでの印象になるんですけど、実はけっこうこういうの好きな口なんですよ。こういった硬い口調の仕事っていうのも、なかなかありそうでないんですね。どうしてもわりと今風のフランクな喋りが多かったりするんで、階級差がある中で喋るっていうのはちょっとやりたかった分野でもあるので、嬉しかったです
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「米原」という役を演じるにあたって、何か心構えなどありましたら。
松本 (資料で渡された)キャラの絵柄の印象で、最初はちょっとソフトな方なのかなと思ってたけど、現場に来たら、やっぱり戦艦乗りなのでがっちりした喋りを求められました(笑)。でも逆に、そっちで演れたので、僕はちょっとほっとしました(笑)。普段よりはやや硬めな喋りというのを意識して演ってみましたね
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収録を終えて印象に残ったことなどありましたら。
松本 やっぱり、早くゲーム画面を見たいですね(笑)。自分のパートしか収録してないので、全体のストーリー像が全部わかってるわけではないんですけど、やっぱり影の艦隊っていうのが気になるし。それこそ、人が乗ってるのかどうかすらわからないじゃないですか(笑)。その辺が、僕らも演ってて、謎として残されていましたね。「正体すらわからん」っていうようなセリフもあったりするんですけど、その辺も、むしろ自分の中で、実感が湧いたかな(笑)
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最後に、ゲームを遊ばれるユーザー様に、何か一言いただけないでしょうか。
松本 まだ制作途中なので、僕としても何とも言えない部分もありますけど、こういう(米原たちの)ブリーフィングシーンとかでも、けっこう期待感が盛り上がって楽しめるんじゃないかと思うので、ぜひプレイしてくれたら嬉しいなと思います。僕自身も、ぜひぜひゲームをプレイしたいので
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ありがとうございました。
松本 ありがとうございました
ジョセフ・クラーク役 堀内 賢雄
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『蒼焔の艦隊』の依頼を受けた時の第一印象はいかがでしたか。
堀内 随分、硬派な作品だなと思いました。こういった戦闘ものの出演は多いのです。また、父親が自衛官だったせいか、子供の頃から戦争ドラマ等を見せられて育った、という経緯もあり、とても身近に感じられるという印象でした。父親はかなり前に亡くなりましたが、懐かしさと同時に『生きていれば、このゲームをやらせてあげられたのになあ』と思ったりもしました。
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「ジョセフ」という役を演じるにあたっての心構えなどありましたらお聞かせください。
堀内 初めは大人で立派な感じをイメージしていました。でも、もう少し、現場にいる人という雰囲気を出して欲しいという要望を頂きました。堅さの中に柔軟な人間性も必要なんだなと、修正しながら、最終的にはジョセフになり得たかなと、思えています。
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収録終えまして、印象に残ったことなど、何かありましたら。
堀内 先ず早く、このゲームをやってみたいなと。それから『巡洋艦』て、言いにくい言葉だなと。(笑)普通に言うだけでも噛みそうなのに、緊張感をもって言うのは、難しかったです。(笑)それからやはり戦争には、色々な思惑があり、策があり、様々な状況の変化に伴い、心理描写も全く違ってくる訳で。そんなニュアンスの微妙な変化を巧く台詞にのせられるように意識しました。
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では最後に、ゲームを遊ばれるユーザー様に向けて、なにか一言いただけないでしょうか。
堀内 ゲームを楽しむと同時に、実際に戦争の中を生きた人達が沢山存在したということを感じてプレイして欲しいなと思います。『こういう時代』が、もう終わった、単純に過去ではなく、また起こりうるという、そんな緊張感を持ちつつプレイする事が、一層リアルに楽しめるのではないでしょうか?
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ありがとうございました。
堀内 ありがとうございました
グレッグ・デュラント役 稲田 徹
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『蒼焔の艦隊』の依頼を受けた時の第一印象はいかがでしたか。
稲田 以前アニメーションで『ジパング』というのをやらせていただきましたが、それのイメージに近い、リアルな艦隊物なのかなあと思いました。ジパングのことなどを思い出して、懐かしく感じましたね
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「グレッグ」という役を演じる際の、心構えなどがありましたら。
稲田 いただいた資料に思いっきり、とても有名な俳優さんの写真が(イメージ資料として)載ってたんで、このキャラは俺にはできない(笑)とか思ったんですが、まあキャラクターの設定にあった、敬虔なクリスチャンであるとか、少し品の良いヤンキーとか、そういうところを意識しつつ、やらせていただきました
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収録を終えて、印象に残ったことなどありましたら。
稲田 やはりイメージ通り、リアルな艦隊物でしたね。セリフの用語とか、出てくる戦艦とかが、実際にある単語だなと。あと、アニメなどのSF物やロボット物とかで、ケレン味のあるお芝居をよくやるんですけど、これはそっち方面に行っちゃいけないなと思って、芝居を抑えつつ、やらせていただきましたね
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最後に、ゲームを遊ばれるユーザー様になにか一言いただけないでしょうか。
稲田 ゲームをやられる方が、この手の戦艦とかに詳しい方であれば、たぶんそのご期待に応える感じのとてもリアルな艦隊戦が味わえるんではないかな、当時の気持ちになって遊べるのかな、と思います
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ありがとうございました。
稲田 ありがとうございます
ヴァルター・ヴィテチェク役 中田 譲治
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『蒼焔の艦隊』の依頼を受けた時の第一印象はいかがでしたか。
中田 『蒼焔の艦隊』というタイトルがすごくカッコよかったので、どういう話なのか興味をそそられたのが最初でした。そしたら第二次大戦中が舞台で、影の艦隊と呼ばれる、全世界を敵に回してる謎の集団が出てきて…というストーリーだったので、これは30代40代50代とかそのくらいの年代の、艦隊とかが好きな人は、燃えるお話じゃないかなあと思いました。あと、実際のゲームの方はどんな感じになるのかなあと思ってたんですけど、先ほど(ゲーム画面を)ちょっと見せていただいたらとてもカッコよく描かれていたんで、映像的にも面白いなあと、期待が湧きました
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「ヴァルター」という役を演じる際の、心構えなどがありましたら。
中田 やっぱり司令官ということで、特にこういう戦時中の司令官というのはいろんな制約があって、その中で大きな判断とかを、力強く下していかないといけないだろう、と。そういう人物の重さを意識して演じましたね
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収録を終えて、印象に残ったことなどありましたら。
中田 今回僕は第二艦隊の方なので、やっぱり第一艦隊の方が気になりましたね。台本も全部は(ヴァルターが登場しない分は)いただいてなかったので、(第一艦隊司令の)米原たちのドラマはどうなんだろうと、そこが気になりました
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最後に、ゲームを遊ばれるユーザー様になにか一言いただけないでしょうか。
中田 ゲームにも、例えば恋愛シミュレーションとかいろんな種類がある中で、こういう男っぽい、ドラマっぽいゲームもいいんじゃないかなと。ぜひ手に取ってご自身で体験していただけたらと思います。ヴァルターも待っています(笑)
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ありがとうございました。
中田 ありがとうございました
朱眞弥生役 神田 沙也加
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『蒼焔の艦隊』の依頼を受けた時の第一印象はいかがでしたか。
神田 バトルものはありますが、こういった海戦ものには今まで関わってきたことがなかったので、やっぱりスケール感が大きいんだろうな、と思って、ゲームを見てみるのがすごく楽しみでした。また役名を見た時に『朱眞弥生(すま やよい)』という名前で、袴姿の資料があったので、日本の女性という感じの女の子が大好きなので(笑)、とても嬉しかったです。ワクワクしました
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その朱眞弥生さんを演じるにあたっての心構えをお聞かせください。
神田 こういう指令を出すような立場というか、バトルの最中に発声するような立場っていうのは、声優養成所でそういうリーダー役ばっかりやってたんですよ(笑)。艦隊ものではなく、もうちょっとマジカルな(笑)ものとか、あとロボットものとか、そういう作品が多かったんですけど。でも、実際のゲームだったりアプリだったりではまだやったことがなかったので、嬉しいです。また、いままでにやったキャラクターは、自分本来の声質よりもわりと高めに作ってきたので、今回は近いところでやれて、そこもすごく嬉しいなと思ってます
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収録を終えて、実際に演じられての印象はいかがでしょうか。
神田 大変な……大変な役ですね。でも実際にこういう役割の人がいたのでしょうから……。男性にしろ、これだけの情報量を、的確に判断しながら、緊迫した状況でも伝達したりするのは大変ですよね。あとはそれをパッと聞いて、把握したりしないといけませんよね。いま私は、文字で読んでても、あれ?って思うとちょっと把握がおぼつかなくなるのに、実際の海戦の中でそれをやられてた方がいらっしゃると想像すると、脱帽としか言いようがないですね。また、それと同時に、日本語の難しさと美しさも感じました。ちょっと読み方が見当もつかない古い言葉とか軍事用語とかいっぱいあって、すごく勉強にもなりました
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ではユーザー様に一言いただいてもよろしいでしょうか。
神田 はい。私も予告のムービーを見させていただいて、鳥肌が立つほど感動したので、きっと期待値も高まってくること間違いなしと思っています。いままでそういう海戦ものがお好きだった方もそうですが、やったことないなという初めての方にも、私が一生懸命ですね、(チュートリアルで)説明していますので(笑)、女性の方とかにも楽しんでいただきたいなという風に思います
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本日はどうもありがとうございました。
神田 ありがとうございました